Audemars Piguet/オーデマ ピゲ オーデマ ピゲが2024年就任予定の新CEOを発表

Audemars Piguet/オーデマピゲ

ロイヤル オーク

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2024年1月1日より、オーデマ ピゲの最高経営責任者にイラリア・レスタ氏が就任することが発表された。

オーデマ ピゲは昨日、今年8月にスイスとイタリアの国籍を持つイラリア・レスタ(Ilaria Resta)氏が入社し、2024年1月1日から最高経営責任者に就任することを発表した。

レスタ氏は、30年にわたって同社で輝かしい実績を残してきたフランソワ-アンリ・ベナミアス(François-Henry Bennahmias)CEOの後任として迎えられる予定となっている。

このバトンタッチは、オーデマ ピゲと時計業界全体に大きな変化をもたらすものだ。ベナミアス氏は、オーデマ ピゲを市場において極めて魅力的なブランドのひとつに育て上げたパイオニアであり、その影響はラグジュアリー業界全体に及んでいる。彼の偉大な功績には、最も象徴的な時計デザインのひとつであるロイヤル オークの復活に加えて、ハリウッド、音楽、スポーツなどの外部文化を時計産業の枠内に取り込み、さらにCODE11.59を打ち出したことなどが挙げられる。

マーベルとのパートナーシップで作られた、ロイヤル オーク コンセプト ブラックパンサーフライングトゥールビヨン

レスタ氏は主に化粧品業界でグローバルなキャリアを積んできた。フィルメニッヒ(Firmenich)やプロクター・アンド・ギャンブル(Proctor & Gamble)などの企業で主要部門を率い、世界的なブランドへと育て上げたのである。

  オーデマ ピゲの会長であるアレッサンドロ・ボリオーロ氏は、昨日公表した公式声明において以下のように述べている。「オーデマ ピゲがブランドの発展、伝統と革新の融合、顧客との直接的なつながりの強化を続けていくなかで、レスタ女史はブランドを未来へと導く存在となることでしょう。消費者に対する深い洞察に基づく、明確な戦略的思考によって結果を出してきた彼女の経験は、オーデマ ピゲの伝統を次の世代に繋げ、長期にわたる成長を保証するものです」

2024年にレスタ氏が正式に就任するまで、ベナミアス氏はCEOを継続する。「我々は彼の計り知れない貢献とスムーズな引き継ぎを実現するために年末まで留まるという決断に感謝している」とボリオーロ氏は語った。

(出典:www.hodinkee.jp)