Patek Philippe/パテック フィリップ なぜ人気なのか?

Patek Philippe/パテック フィリップ 

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あらゆる業種において世界最高峰のブランドは必ず存在しますが、時計業界のそれはパテック フィリップが該当するでしょう。

高級時計のメジャーなブランドとして名が挙がるロレックスには知名度こそ劣るものの、その世界最高峰の時計作りを知れば、パテック フィリップがなぜ高いのか納得できると思います。今回はパテック フィリップがなぜ高いのかについて解説していきますので、最後までお愉しみください。

パテック フィリップが高いだが人気である5つの理由

1.時計界の世界三大ブランドの頂点に位置する

パテック フィリップが創業したのは1839年、約180年近い歴史を誇る時計ブランドになります。時計ブランドのステータスの1つに数えられるのが歴史の長さです。ちなみに現存しているブランドで最も歴史があるのがブランパンの1735年で日本は当時江戸時代になります。ブランパンほどではありませんが、パテック フィリップの歴史の長さは時計業界では老舗に該当します。

さらにパテック フィリップはその長い歴史に裏打ちされた確かな技術力と世界最高水準の品質を兼ね備えていることから時計界の世界三大ブランドの頂点に位置しています。他にはオーデマ ピゲ、ヴァシュロン·コンスタンタンが名を連ねています。

2.コンプリケーションモデルを自社製造できる技術力

優れた技術力を備えるパテック フィリップは、全ての製品を自社で製造するマニファクチュール(自社生産)ブランドの1つに数えられています。一般的なマニファクチュールブランドと異なるのは時計製造で最も困難なコンプリケーション(複雑機構を備える)モデルも自社で製造している点です。卓越した技術を長年継承し続けているパテック フィリップならではの特徴といえるでしょう。

コンプリケーションモデルの中でもパテック フィリップが得意としているのが、機械式時計の3大複雑機構にも数えられる永久カレンダーです。時計を動かしている状態においてカレンダーを自動的に調整する機構についてパテック フィリップは1889年に特許を取得し、その後懐中時計を経て腕時計に搭載しました。

パテック フィリップ初の永久カレンダー搭載モデルは1927年に発売されたNo.97975。20世紀初頭から永久カレンダーに力を入れているパテック フィリップは他のブランドの追随を許さず、現在も永久カレンダーの名手としてその地位を確立し続けています。

3.最高品質の時計作り

創業から常に最高峰の時計作りに邁進しているパテック フィリップだけに生産される時計は全てが最高品質となっています。そのためパテック フィリップはノーチラス、アクアノートなどの一部を除き、ゴールド素材のみでラインアップを展開しています。ステンレススチール素材に関しても他のブランドとは異なる丁寧な研磨が施されているのが特徴です。

ダイヤモンドを備えたジュエリーモデルもパテック フィリップはひと味違います。4Cの基準でカラーはD~F、クラリティは内包物のないIF(インターナルフローレス)のグレードのみを使用と、あのハリー·ウィンストンをも超える自社基準を設定しています。そのこだわりも強く、パテック フィリップの基準を超えるダイヤモンドが揃うまでは製造に着手しないともいわれるほどです。

4.永久修理が可能

多くのブランドは一定期間を経過すると修理ができないことも少なくありません。ところがパテック フィリップでは1839年の創業から手掛けてきた自社製品であればメンテナンスと修理を永久に対応している稀有なブランドです。

通常のメーカーであれば廃棄される工作機械や工具もパテック フィリップではしっかりと保存しているため古いモデルでも修理の対応が可能なのです。アフターサービスが充実しているからこそ、世代を超えて愛され続けているのかもしれません。

5.ジェネレーションキャンペーンから見る永久不変の考え

パテック フィリップは、時計は世代から世代へと受け継がれていくものと考え時計製造を行っています。それがよく分かるのが、1996年からスタートしている父と息子や母と娘といった幸せな家族写真と時代を超越したような時計が組み合わされた抒情的なパテック フィリップの広告、ジェネレーション・キャンペーンです。

パテック フィリップの世界が見事に表現されているジェネレーションキャンペーンは現在も継続され、同社の哲学は世代を超えて継承されています。


なぜパテック フィリップは高いのか?

先述している通りパテック フィリップは妥協なき時計作りを180年近く行っています。この歴史はこれからも不変といえるでしょう。最高峰の品質を維持するためには大量生産は行えず生産数が限られてしまいます。そのため需要と供給のバランスが崩れパテック フィリップの時計は必然的に高価になってしまうのです。

特にステンレススチール素材のノーチラス、アクアノートはその筆頭といえるでしょう。パテック フィリップのノーチラスに至っては10年以上待っても手に入れることができないといわれています。

こちらの投稿はpatek.com,jackroad.co.jp,leon.jpからの引用です。